「テレスコープ」義歯は,歯科医療先進国ドイツで生まれ、その歴史は古く1886年の起源までさかのぼります。発祥当時から現在に至るまで、改良を重ね続け進化しおり、非常に精巧で、かつ生体親和性が高く、使用感の良い入れ歯として全世界から高い評価を受けている入れ歯システムです。
従来の日本の入れ歯治療では、合わなかったり壊れたりすると何度も再製作をしますが、テレスコープは一度作ったら、修理しながら長期間使用することが可能な入れ歯です。
テレスコープ最大のポイントは、保険の部分入れ歯と違い、固定に金属のバネを使わず「はめこみ式」の装置を使った点です。
- 金属のバネがないため、見た目に違和感がなく自然に笑える
- 現在の残存歯の喪失を予防できる金属のバネがないため、見た目に違和感がなく自然に笑える
- 入れ歯を着けていることを忘れるほど、快適な装着感
- 点ではなく面で固定するため、安定感がある
BPSシステムは、より高品質な入れ歯を製作するために、スイス・リヒテンシュタイン公国に本社を置くイボクラールビバデント社によって開発された生体機能的補綴システムです。BPSシステムのメリットのひとつが、製作手順がシステム化されていること。患者様の個性を尊重しながら、これまで以上にご満足いただける高品質な入れ歯を、より早くご提供できるようになりました。
BPSシステムによる入れ歯は、患者様の症状に合わせて、できるだけ多くのご要望を採り入れながら良質な素材を用いてつくられるため、自費診療になります。
BPS総義歯システムは、他の義歯には無い特徴があります。
- 出来るだけ自然な口の動きに合わせて型を採る(閉口機能印象)
- 精密な上下の義歯の位置関係の再現(セントリックトレーとナソメーター)
- 模型を読み込んで歯の並ぶ位置を決める(模型分析)
- 顎の生理的な動きに合致した人工歯(フォナレス人工歯)
- 歪のない重合法(イボカップ)
BPSではこれらの作業をBPS公認歯科技工士と一緒に行います。その結果、よくかめ、痛くない、外れない、見た目に美しい総義歯ができます。
歯の欠損した顎堤に数本のインプラントを埋入して、入れ歯を支える方法です。インプラントを支えとするので入れ歯を動かないようにしっかりと安定させることができます。総入れ歯でお困りのほとんどの方が、顎の骨がやせてしまい、入れ歯の調整により入れ歯を安定させることが困難なため、しっかり噛めないまま我慢して入れ歯を使用しています。この方法であれば、入れ歯がはずれず噛むことができるため、快適になります。
また、著しく骨がやせてしまった患者様にも適応できる場合が多いです。
失われた歯すべてをインプラントで治すと、たくさんのインプラントの本数が必要になり、治療費も高額になりますが、最少2本から治療できるので治療費がおさえられます。
- 総入れ歯がインプラントで強固に固定されるため入れ歯ははずれないし、しっかり噛める
- インプラントの本数が少ないので治療費が比較的安価
- 患者さんが自由に取り外しできるのでメインテナンスが簡便
- 骨を増やすような大きな外科手術がいらないので全身的負担が少ない